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2013年8月4日日曜日

伊藤耕三先生の短期レクチャー 追記

またまた前回の追記になります。
二日目の懇親会は海豚さんで行われました。
ここではリーディング学生が普段疑問に思っていることを質問したり、起業するにあたっての経験等をお話していただきました。
ご存知のとおり伊藤先生は大変著名なお方で非常にお忙しいのですが、わざわざ米沢にお越しいただき基礎から応用、さらにはベンチャー企業立ち上げに至る経験まで幅広くかつわかりやすく講義していただき大変感謝しています。
今回の短期レクチャーで得られた知見を今後のキャリアプランにつなげていこうと思います。
写真を追加します。
e-learning教材に向けた準備

伊藤先生の短期レクチャー 3日目 環動高分子の実用化とベンチャーの設立

笑顔がチャーミングなフクタさん

海豚さんの前で集合写真

明日からは、海外研修で韓国へ行ってきます。Hanyang大学、Korea大学の2大学でポスター発表、またどちらかで英語口頭発表、Samsung第一毛織見学など盛り沢山な研修会で非常に楽しみです。

2013年8月2日金曜日

伊藤耕三教授 短期レクチャー二日目

前回のつづきですが、7月30日伊藤耕三先生にご講義いただきました。
テーマは「環動高分子」です。

講義を受ける学生ら
伊藤先生

ここでいうところの「環動高分子」とは、直鎖状高分子を環状分子に通し、末端を封止することで環を外れなくした「ポリロタキサン」を指します。1992年に大阪大学、原田明教授により報告されました。伊藤先生は、たまたま乗り合わせた飛行機の中で原田先生より直接紹介されたことがきっかけでこの分子に取り組むようになったそうです。


ポリロタキサンの合成
原田研「超分子科学研究室」より拝借しました
A. Harada, J. Li, and M. Kamachi
"The Molecular Necklace: A Rotaxane Containing Many Threaded α-Cyclodextrins"
Nature, 1992, 356 (6367), 325-327.
A. Harada, and M. Kamachi
“Complex Formation between α-Cyclodextrin and Poly(ethylene glycol)”
Macromolecules, 1990, 23 (10), 2821-2823.
 
そのうちに輪成分(シクロデキストリン)上にのみ反応性の官能基があることに気が付き、多官能性の架橋基を用いたところ、出来上がったのが環動ゲルです。
 

 
こいつのすごいところは「架橋点が移動することで、ポリマーのエントロピーと環のエントロピーとが交換する」点です。
 
つまりゲルが延伸されると一時的に内部のポリマー鎖も引き伸ばされるのですが、架橋点が可動なのでポリマー鎖は元の状態にもどることができます。よって応力が局在せず、全体に均等に力がかかるので非常に大きな破断のびを示します。
そしてこのとき、架橋されていない環がポリマー鎖の端に集められエントロピー的に不利な状況になります。よって子のエントロピーの解消が駆動力となってゲルは瞬時に元の形状を取り戻すことができます。
 
このように伊藤先生は環同士を架橋するという単純な手法で、従来にない材料を世に生み出されました。
まだまだ特筆すべきことがあるのですが、あとはe-learning教材として後ほど示すことにします。
こうご期待。
 
最後に懇親会の様子です。
 
懇親会の企画&実行人 こまっちゃん
 
 
真剣に聞いている風

近いっ・・ちかいっ・・
私共のような一学生にも気さくに付き合っていただきました。どうもありがとうございました。